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トップライバーに聞いた!ライブ配信アプリでの稼ぎ方4選

.ライブ配信アプリは、スマホ1つで誰でも自由にライブ配信を行えるサービスですが、現在では約20種類以上もの類似サービスが増えつつあります。ライブ配信アプリは顔出しがメインであったり音声のみのラジオ配信、ゲーム実況、自身をアバター化し仮想空間にて行うバーチャル配信など、アプリの特性によって異なります。コロナ禍による自宅待機が増えリアルライブが減少したことによってライブ配信が近年になって注目を浴びました。芸能人が自宅待機を呼びかけるために行ったライブ配信を皮切りに一般的に広まりライブ配信市場もコロナ禍前よりも上昇の傾向にあります。一般的に広まったことにより知名度の向上はもちろんのこと収益目的としてライバー(配信者)として参加するライバーは多く存在します。そこで今回はライブ配信での稼ぎ方について重点を置き解説をしていきます。.ライブ配信アプリにおける稼ぎ方ライブ配信における稼ぎ方は、基本的に換金可能なライブ内ポイントを貯めることによって収益として得ることができます。ライブ内ポイントの貯め方はアプリで異なりますが、リスナー(配信者)がアプリに課金し購入したアプリ内通貨にてライバーへと贈るいわゆる投げ銭によってライバーの報酬へとつながります。しかし、投げ銭は課金した金額分がライバーへと還元されるのではなく運営によって独自の算出方法でライバーへと付与されます。投げ銭以外にもライブ配信アプリでは以下の方法で収益を得ることができます。.・アプリ内イベントやキャンペーンの特典・配信の盛り上がり・時給制度・事務所所属.アプリ内で定期的に開催されるイベントに上位ランクインすることでアプリ内ポイントを獲得することができます。代表的なライブ配信アプリとしては「ふわっち」が挙げられます。ふわっちでは、5つのランキングが存在し上位に入ることで最大で1,000,000ポイントの獲得が可能です。ふわっちはライブ配信アプリの中でも稼ぎやすいことで有名ですが、これはポイントの獲得のしやすさにあります。次に、配信の盛り上がりですが、これは成果報酬型といわれ投げ銭やコメント数、リスナー数などの配信の盛り上がりに応じたポイントが運営から付与されます。時給制度では多くがアプリ内ランクによって1時間あたりの配信時間でポイントが付与されます。これは、ランク上げのモチベーションとなり質の良いライブ配信へと繋がるための制度でもあります。時給制度を取り入れているライブ配信アプリは「Pococha(ポコチャ)」「BIGO LIVE(ビゴライブ)」「DokiDoki Live(ドキドキライブ)」などが挙げられます。時給を受け取るためには上記で挙げたランクにもよりますが、他にも公認ライバーであることを条件にしている場合や運営の審査に通過することを条件にしていることがあるので獲得条件がサービスによって異なります。最後に、事務所所属ですが、サポート対象に使用しているライブ配信アプリがある場合、公認ライバーとして活躍することはもちろんのこと公認ライバーのみが使用できる機能の解放などの特典が得られる可能性があります。さらに公認(所属)ライバーは一般ライバーよりも還元率が多いといわれ稼ぎやすさも変わってきます。.トップライバーによる稼ぎ方.ライバーの中でも多く稼いでいるライバーやランキングに常に上位ランクインしているライバーはトップライバーと呼ばれます。コロナ禍以降はトップライバーとして上位入りするライバーの多くは有名人や芸能人、他の業種で活躍していたユーザーが多く現在は一般人による参入でトップライバー入りすることが難しいといわれています。しかし、配信スタイルや配信テーマを確立することでトップライバーとしてランクインすることができるとされています。以下では実際にトップライバーとして活躍しているライバーの稼ぎ方を紹介していきます。,.Pococha(ポコチャ)トップライバー「けんちゃん」引用:【Pocochaコラボ】月収10万のバツイチ30歳からトップライバーへ。配信で得られるお金以上の魅力とは?..Pocochaのトップライバーである「けんちゃん」さんはコロナ禍により働いていた飲食店が休業になりライブ配信を始めました。ライブ配信を始める前は月収約10万円のアルバイト生活により生計を立てていましたが職業情報誌でライバーの募集をしていたのをきっかけに事務所所属のライバーとして2020年4月にデビューを果たしました。2020年はコロナ禍の真っ只中であり有名人や芸能人の参入と同じころのデビューであるにも関わらずPocochaの配信ランクは順調に上がり続けました。しかし、熱狂的なファンによるストーカー行為により生活環境を変える必要があり、その最中でファンを失い配信ランクも落ち再度初めからランク上げを行うことにもなりました。そういった経緯があるにも関わらずPocochaの最上ランクへと昇り詰めることができました。トップライバーとして上り詰めることができたのは、けんちゃんさんの持つ特技・資格にあるといえます。配信内容は動物占いやメンタル心理カウンセラーの資格を生かした悩み相談をメインにした配信を行い深夜枠では歌を披露しています。この配信スタイルからリスナーの悩みに寄り添い共感を得られる上に深夜は盛り上がりに注目した配信を継続して行ったことでランクは上がるべくして上がったといえます。ここから分かる稼ぎ方のポイントは「リスナーの共感を得ること」です。共感を得るライブ配信により初見リスナーは次回配信も視聴しファンへとステップアップします。ファンによる投げ銭もそうですが、継続して配信を行ったことはPocochaの時給制度による時給を得ることにも繋がります。.月収40万円のママライバー「みこてぃーぬ」引用:月収40万円稼ぐ人妻ライバー「成熟した雰囲気で中高年男性のファンを掴む」.1児の母として育児や家事とライブ配信を両立しているママライバー「みこてぃーぬ」さんは2019年からライブ配信を始めました。2019年はコロナ禍により情勢が変わっている真っ只中でありコロナ前とコロナ以降のライブ配信業界の転換期にみこてぃーぬさんは身を置いていました。コロナ禍以降は有名人や芸能人の参入により、この時期のライブ配信アプリのランキングは上位20名の総入れ替えが多発していたと語ります。まさにライバー戦国期として順位争いが白熱していた時期でもあります。みこてぃーぬさんは17LIVE(ワンセブンライブ・イチナナ)とPocochaの両方のライブ配信アプリを併用しておりライブ配信業界の転換期を身を持って味わっています。その中でも、みこてぃーぬさんは「ファン作りと戦略さえ考えれば、一般人でも稼げる余地はある」と語っています。みこてぃーぬさんが最も注視しているポイントは「ファン作り」です。家事や育児の空いた時間をすべてライブ配信に費やしアプリ内で開催されているイベントに継続して参加することで最高月収90万を稼いでいます。また、ファンとして経済的に安定している層をターゲットにした配信スタイルによって、競合ライバーとの違いを付けることを意識しているそうです。ここまでで重要なポイントが以下の通りです。.・ファン作り・イベントに継続して参加・自分だけの配信スタイルを作る.イベントでは、ファンによる投げ銭によって上位ランクインを狙うことができます。イベント以外のライブ配信でファンを取り込みイベント時に協力しあう信頼関係をファンと生むことで上位ランクインも十分狙えることでしょう。.まとめライブ配信アプリの稼ぎ方を紹介していきました。ライブ配信アプリはサービスによって稼ぎ方は異なります。どのライブ配信アプリが自身に合うのか、配信スタイルやテーマも重要ですがトップライバーはあくまでもリスナーとの交流を重要視していることが分かります。以下が上記で紹介したトップライバーから分かる配信アプリでの稼ぎ方4選です。・・自分だけの配信スタイルを作る・リスナーの共感を得る・ファン作り・イベントに継続して参加.ライブ配信はリスナーがいてこそ成り立っています。リスナーの共感を得てファンへとステップアップしイベントではファンと協力して上位ランクインを目指すことは稼ぐ一歩といえます。これからライブ配信へ参入するライバーへ是非参考にしてみてください。.合わせて読みたい各ライブ配信アプリの収入事情は?どのアプリが稼げる?各配信アプリの収益形態を徹底調査!稼げるアプリは?

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【Pocochaの仕組みを徹底解説!】リス活とは?どんなメリットがあるの?

ライブ配信を行う中で、よく耳にする「リス活」。なんとなく理解はしているものの、よくわからない...そんな経験はありませんか?今回は、配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」でよく聞く「リス活」について紹介していきます。そもそもリス活って何?リス活をすることでどんな効果があるの?リス活で注意することは?など、配信アプリ「Pococha」でよく耳にする「リス活」を徹底解説していきます。リス活とは?ライバーがリスナーとして他のライバーの枠を回る行為のことで、一般的にはリスナー活動「リス活」と言います。リス活をしていくと、ライバー同士の思わぬ出会いに繋がり、良き相談相手、良きライバルとして活動できる仲間や親しいリスナーさんができます。また、他のライバーさんを見て学んだり、新しい発見をもらうキッカケにもなるので、さまざまなライバーさんの枠に足を運ぶことをおすすめします。さらに、Pocochaには「投げ銭」や「ギフト」と呼ばれる金銭を伴う応援手段があります。受け取った配信者はリスナーに対して印象を持つことで、より自身の配信のクオリティを向上させる可能性も高まります。「リス活」は、ただ単に「見て楽しい」だけでなく、配信者としての質向上に役立つ効果があるのです。これから、リス活をすることで得られるメリットを順に紹介していきます。「リス活」のメリット自分を知ってもらう相手の枠に行って、雰囲気が合いそうであれば、どんどんコメントで話しかけましょう。もちろん、相手の配信のペースや雰囲気を見ながらコメントしましょう。まず、見に行った配信者の枠で注目してもらうことが必要です。相手の枠に行くことは、その配信者のアシスタントや固定リスナーにも自分のことを知ってもらうチャンスでもあります。「仲良くなりたい!」「交流を深めたい!」と思った配信者には、積極的に自分からコミュニケーションを取りに行くことが重要です。アイテムを投げたり、自分もイチリスナーとして、配信者やリスナー同士で交流を継続していくことで、自分自身が配信をしている時遊びに来てくれる可能性が上がります。その配信者だけでなくリスナーにもアピールすることをおすすめします。さらに、遊びに来てくれた配信者やリスナーには必ずお礼をしましょう。待っているだけでは、枠には誰も来ないので、自分からアピールすることが重要です。他配信者の配信方法を学び、活かす人気ライバーになるには、必ず「コツ」が存在します。その方法を探り、自分の配信と比較し研究することが重要です。また、リスナー目線になることで、リスナーの気持ちも理解でき、客観的に自分の配信と向き合うことが出来ます。リスナーさんへの対応、コミュニケーションの取り方、トークの間...などアンテナを張りながら他配信者の枠を見ることで、次第に自分の配信スキルの向上にも繋がっていきます。リス活の注意点リス活の正しいやり方や注意点を知らずに行うと、逆効果になる可能性もあります。・他の配信者のペースを崩さない・ギブアンドテイクの気持ちを忘れずに・気遣いを忘れないリス活自分がリスナーとして、配信者の枠に行っているのにも関わらず自分の宣伝ばかりするのはやめましょう。訪問先のリスナーは、その配信者の配信を楽しみに集まっています。そこで、自分のアピールばかりすれば、興味を持たれるとは逆に嫌なイメージを持たれてしまいます。自分自身、リスナーの一員として話題に参加し、リスナーとしてその配信を楽しみましょう。もし、訪問先の配信者が自分の枠に来てくれた時には必ずその配信者さんの枠に再訪し、お礼をすることも忘れずに。もしアイテムを投げてくれたら、投げ返し、配信者同士としても良い関係を築いていくことが重要です。ライバー事務所がおすすめライバー事務所に所属することで、「リス活」の悩みはもちろんライブ配信で起こりうる悩みを解決することが可能です。理由としては、同じ事務所の配信者仲間と出会うことができ、一緒に活動を進める事ができるからです。仲間が増えることで、悩みや愚痴、楽しいことなど配信者同士でいろいろなことを共有できます。さらに、ライバー事務所は配信分野に特化しているので、一人で解決できない出来事も安心して一緒に解決することが可能です。また、事務所に所属することで、配信に関するノウハウや交流の場他、その事務所にしかない特典を取得することができるのです。また、将来活動の幅を広げていきたい人などは、事務所によっては配信以外にも芸能(インフルエンサーPR案件メディア出演など)に繋がりのある事務所もあるので、思わぬタイミングで運が巡ってくる可能性も考えられます。まとめ今回は、「Pococha」の「リス活」について徹底解説しました。「Pococha」で活躍していくには「リス活」は最も重要と言える要素の一つです。積極的なリス活が、将来のトップライバーへの道につながります。独りよがりにならず、リスナーとして、配信者として、ライブ配信を楽しむことが大切です。自分の配信のリズムも崩さずに、自分のペースでリス活と配信の両立をしていくことを心がけましょう。また、リス活に加え事務所に所属する選択肢を検討しておくと、今後の活動に役立つのでおすすめです。「リス活」で今よりももっと配信の幅を広げて、配信活動を楽しんでいきましょう!

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各ライブ配信アプリの収入事情は?どのアプリが稼げる?

ライブ配信アプリはスマホ1つでリアルタイムでライブ配信を行えるアプリを指しています。顔出し配信はもちろんのこと、音声によるラジオ配信やゲーム実況配信、自身をアバターとするバーチャル配信など豊富な配信スタイルは各ライブ配信アプリごとに異なります。コロナ禍によってリアルライブは減少する一方でしたがライブ配信は画面越しで楽しむことができるため需要は年々高まっています。有名人によるライブ配信を皮切りに広く親しまれ現在では一般人がライバー(配信者)としてライブ配信を始めることも珍しくありません。中国のライブ配信関連の市場は300億ドル(約3兆9,000億円)まで急成長を果たす一方で新たな31項目の規制を設けるなどが2022年6月に報じられています。日本も同様に2021年には前年比約2倍の314億円と急成長を見せていることから一般人だけではなく企業も注目している市場です。ライブ配信で稼ぎたい方や副業として始められる方もいることでしょう。今回は各ライブ配信アプリの収入事情を解説していきます。ライブ配信アプリの収入事情ライブ配信アプリはリスナー(視聴者)による投げ銭と呼ばれる課金が還元されライバーの収益として受け取ることができます。収益対象が投げ銭のみの場合もあればファンクラブを開設し月額課金によるサブスクリプション機能や時給制度が採用されている場合もあります。基本的にリスナーによるライバーへの課金やライブ配信の盛り上がり(コメント数や視聴者数、投げ銭)によって換金できるアプリ内ポイントが運営の独自の算出方法によって配分されます。ライブ配信アプリによって収益対象の機能は異なり、ライバーの配信スタイルによっても稼ぎやすさは変わります。トップライバーになることで平均月収が80万~800万以上といわれ海外のトップライバーに至っては月収1億円稼いでいるともいわれています。しかし、初心者ライバーや人気がでない場合は平均月収が数千~数万円といわれています。以下では公式から収入事情が発表されているライブ配信アプリに焦点を当て解説していきます。17LIVE(ワンセブンライブ・イチナナ)ライバー募集ページ - 17LIVE(イチナナ)公式サイト ライブ配信アプリ17LIVEは、台湾のアーティストが創業し2017年に日本でリリースされたライブ配信アプリです。台湾や日本に限らずアジア各国から米国やインドなど世界に6拠点もち全154地域もの規模で展開しており全世界で約5,000万ものユーザーが利用しています。国内におけるライブ配信アプリの中でも17LIVEは約70%の市場を占めており収益化の機能は投げ銭や視聴者数、視聴時間などの配信時のさまざまな要素によって運営より換金できるアプリ内ポイントが付与されるかファンクラブ機能「ライバーアーミー」に月額課金して参加することによって収益が得られる仕組みです。2020年に17LIVEより発表された調査結果によると月6万以上の報酬を得ているライバーは4,206名、月3万以上稼いでいるライバーは6,701名であることが分かりました。調査期間は2020年2月1日~4月30日の間にライブ配信による収益を得た全ライバーが対象となっています。2020年4月の段階でライバーの参加率が前月から約5倍に増えていることも発表しておりコロナ禍による影響でライブ配信の需要が高まっていることを明らかにしています。さらに、2020年6月1日~8月31日に同じ調査を行ったところ、月6万以上稼いでいるライバーは8,430名、月3万以上稼いでいるライバーは12,303名と約2倍も上回る結果となりました。このことから17LIVEによって副業として稼ぎ始めているユーザーが増えていることが分かります。また、17LIVEは認証ライバーと非認証ライバーに分かれ得られる収益も異なるといわれています。認証ライバーの月収は約200万~500万といわれており、その水準も日々上がってきているといわれています。参考:新型コロナウイルス禍で脚光を浴びる「ライバー」という職業「17 Live」にて、副業の月平均6万円以上を稼ぐ「雇用」を4,206名創出。参考:“ライバー(ライブ配信者)という職業”が6-8月のコロナ禍においても倍増〜「17LIVE」がライバーの収入に関する調査を実施〜YouTube Live(ユーチューブライブ)YouTubeは2005年2月に設立された動画共有プラットフォームですが、ライブ配信機能として2011年4月にYouTube Liveがリリースされました。数あるライブ配信アプリの中でもYouTube Liveが最もライブ配信の視聴率、配信率が多く認知率も高いことが発表されています。これは全国の15~79歳男女のスマホ所有者を対象とした調査によりYouTube Liveの認知率は53.3%であることが分かりました。参考:ライブ動画サービス「YouTubeライブ」認知率5割超・視聴率1割超:個人での配信率はどのライブサービスも1%未満2021年のYouTube Liveのスパチャランキング世界一は意外にも日本のVTuberグループ「ホロライブ」所属の「潤羽るしあ」が挙げられています。1年間のスパチャによる収益が推定2億円以上、YouTubeの手数料が仮に50%としても年間1億円以上の収益を得ているといわれています。あくまでもスパチャに限られた収益なので広告収益やメンバーシップなどの収益を加えるとさらに収益を上げていることが考えられます。さらにRepezen Foxx(レペゼン フォックス)のDJ社長は2022年12月の収益が1,800万円と明らかにしています。YouTubeの収益が半分以下になったと嘆くYouTuberが多い中、半減して1,800万円であった場合、毎月3,600万円得ることもできたのはないかと語っています。参考:DJ社長、レペゼンのYouTube収益を公表 収入激減YouTuber相次ぐ中驚きの数字ただし上記で紹介したのはトップライバーの収入事情です。YouTuberの平均月収は5,000~1万円未満が20.7%と最も多く、次いで1万~5万円未満が25.6%であることが明らかになっています。その中でも月収30万以上稼いでるライバーは5.2%と少なく、副業で気軽に始める分には問題なさそうですが本業として稼ぐのであれば一朝一夕にはいかないことがわかります。参考:YouTuberの平均月収は「5,000円~1万円未満」が最多LINE LIVE(ラインライブ)LINELIVEは、大手企業のLINE株式会社が運営しているライブ配信アプリです。LINEを使用しているユーザーであればすぐに利用できることからユーザー数が約500万人といわれています。元々は芸能人などの有名人のみがライバーとして利用できる仕組みでしたが2016年に一般ユーザーもライバーとして活動及び収益化が可能になりました。投げ銭や配信スコア、広告や有料配信、サブスクリプションのプレミアムチャンネルの開設など収益化につなげる機能が搭載されており、ライバーへと換金可能なライブ内ポイントのLINEポイントが付与されることで収益を得ることができます。リリースから翌年の2017年には1ヶ月あたり100万以上ものポイントを稼いだライバーを公開しており過去には1日あたり最高42,271ポイントのボーナス付与も行っています。月平均で1人あたり1,929円は稼いでいることを公開することで「誰でもポイントを獲得しやすいプラットフォーム」としてのアピールを続けていました。しかし、稼ぎやすいライブ配信アプリとしては一筋縄ではいかないとされており収益をメインにしているライバーは他サービスと併用して使用することが多いです。さらに2023年3月31日にサービス終了が発表され2月28日時点でアプリのインストールもできなくなる予定です。一方で動画共有サービスの「LINE VOOM(ラインブーム)」に2023年中にライブ配信機能を搭載する予定と発表をしています。参考:「LINE LIVE」および「LINE LIVE-VIEWING」サービス終了のお知らせまとめ公開されている情報に基づいて17LIVEとYouTube Live、LINE LIVEの収入事情について解説していきました。ライブ配信において投げ銭が基本的な収益の元にはなりますが、投げ銭による還元率もどのライブ配信アプリも公開はされていません。さまざまな収益化機能が搭載されている場合は、投げ銭に限らず収入を得る仕組みはライブ配信ごとに異なります。そのため、自身の配信スタイルにあったライブ配信アプリを選択することをおすすめします。

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各配信アプリの収益形態を徹底調査!稼げるアプリは?

昨今コロナ禍によるリアルライブが減り、オンラインでのライブ配信が急増しました。中にはライブ配信で生計を立てる方や副業として始められる方も多いのではないでしょうか。今回はライブ配信アプリの収益形態について解説をしていきます。ライブ配信アプリとは?ライブ配信アプリとは、スマホ1つで簡単にリアルタイムで配信を行えるアプリです。顔出し配信はもちろん、声のみのラジオ配信、ゲーム実況や自身をバーチャル化した配信などさまざまな配信スタイルが存在しライブ配信アプリの特徴によってユーザーの層も変わっていきます。基本的なライブ配信アプリの収益形態ライブ配信アプリの運営会社はリスナー(視聴者)による課金によってライバー(配信者)へと分配される仕組みとなっていますが、課金の用途はライブ配信アプリによって異なります。以下がリスナーが課金する際の用途として考えられる課金対象です。・投げ銭と呼ばれるギフティングをするためのアプリ内通貨の購入・アプリ内アイテムの購入・アプリの有料会員アプリの有料会員以外は、ほとんどの場合がアプリ内通貨を購入することによりギフティングやアイテムの購入を可能にします。ギフティングとはライバーへと課金で購入したアイテムを贈ることのできるプレゼントのようなものと考えてください。しかし、ライバーはギフティングに掛かった金額をそのまま収益として受け取れるのではなく、運営会社によって独自に算出された分を受け取ることができます。さらに収益を受け取るための条件が定められている場合もあるため満たすことができなければ収益を受け取ることができません。運営により独自に算出された金額は換金対象のアプリ内ポイントとして付与されライバー自身が換金するか、事務所所属であれば事務所によって換金が行われ手数料が差し引かれた状態でライバーへと分配されます。「還元率」と表記されているのはギフティング額に対してライバーが受け取れる報酬の割合を示しておりライブ配信アプリの運営元が公表していることはほとんど無く還元率はライバーとして報酬を受け取っているユーザーから推定として算出されている数字になるので確証はありません。各ライブ配信アプリの収益形態それでは各ライブ配信アプリの収益形態を稼ぎやすいと有名なアプリと特殊なアプリで解説していきます。1.  ふわっち2. HAKUNA (ハクナ)3.  BIGOLIVE(ビゴライブ)4. Pococha(ポコチャ)ふわっちふわっちふわっちは2015年に「株式会社AInc.」がリリース、運営しています。配信ノルマがなく喫煙や飲酒が禁止されていない自由度の高さから高額な課金ができる年齢のユーザー層が多くアングラ系と評判されているライブ配信アプリです。収益形態は「配信の盛り上がり度」「ランキング」「イベント」によって運営会社からライバーへとポイントが付与され1ポイントあたり1円で換金することにより報酬として受け取れます。ランキングでは上位入賞者が決められたポイントを獲得できますが、一方で配信の盛り上がり度はギフティングやリスナーの反応によって獲得できるとされ還元率が公開されていません。ランキングやイベントは多く開催されており、ポイント獲得のチャンスが多いことやギフティングによる還元率が高いと評されている点で稼ぎやすいとして知られています。HAKUNA(ハクナ)HAKUNAHAKUNA(ハクナ)は韓国企業「HYPER CONNECT」が海外向けにリリースし2019年に「株式会社MOVEFAST Company」が日本向けにサービスを開始したライブ配信アプリです。顔出し配信も可能であるにも関わらず音声でのラジオ配信が人気なライブ配信アプリとなっています。収益形態は「ギフティング」と「無料スター」によるアプリ内ポイントのスター獲得で換金が可能です。還元率は公開されておらずアプリ内通貨によるダイヤをリスナーが購入してギフティングする方法とリスナーが1分間視聴することで贈られる無料スターによってライバーはスターを集めることができます。HAKUNAは韓国発のアプリのため換金方法が特殊です。換金するには海外の外貨決済プラットフォーム「Payoneer(ペイオニア)」を使用する必要があり配布される換金に必要なアプリ内ポイントのダイヤもPayoneerで換金します。外貨決済のため、換金時は為替トレートに影響され換金率はその時によって異なります。BIGO LIVE(ビゴライブ)BIGO LIVEBIGO LIVE(ビゴライブ)は、シンガポールの「BIGO Technology Ptd. Ltd」が運営している世界的なライブ配信アプリです。収益形態は、「ギフティング」と「時給制度」によってライバーへと配布されます。ギフティングによる還元率は公開されていませんが、運営による独自の算出方法によってアプリ内ポイントのビーンズがライバーへと配布されます。一方で時給制度では、ライバー事務所に所属かBIGO LIVEの審査に通過することで配信者ランクに応じた時給を受け取ることができます。最低ランクであるFランクは1時間あたり800円の月間9,600円まで受け取ることができ最高ランクのSS以降は上限なしで受け取ることが可能です。上限が公表されている最大時給はSランクの4,000円となっており月間240,000円まで受け取ることができるので高ランクほど収益が受け取れることが分かります。ただしBIGO LIVEもHAKUNA同様にPayoneerでの換金になってくるので為替レートによって日本円への換金額が変動します。Pococha(ポコチャ)PocochaPococha(ポコチャ)は、「株式会社DNA(ディーエヌエー)」が2017年にリリース・運営を始めたライブ配信アプリです。ライバーとリスナーの双方向コミュニケーションの機能が豊富に搭載されていることからリスナーがライバーへと課金するタイミングが多く設定されています。収益形態はライバーがアプリ内ポイントであるダイヤを集めることによって収益へと受け取れる仕組みになっていますが、Pocochaのダイヤは「盛り上がりダイヤ」「時間ダイヤ」「音楽ダイヤ」の3種類に分かれます。盛り上がりダイヤはライブ配信時の「コメント数」「いいね」「アイテムの総数や人数」「視聴時間」によって運営が独自の算出方法によってライバーへと付与されます。次に時間ダイヤは時給制度を指しており応援ランクによって1時間あたりの時給額が変わっていきます。時間ダイヤを受け取る際の条件は決まっており30円~16,500円の時給を受け取ることができます。一方で音楽ダイヤはPocochaならではの収益形態となっており、Pococha内で生まれた楽曲を音楽レーベル「POCORECORDS(ポコレコーズ)」として配信し生まれた収益を対象楽曲を歌唱したライバーへと付与されます。音楽ダイヤは楽曲のリリースから3~5ヶ月後から付与が始まり、以降は3ヶ月毎に付与されていく仕組みとなっています。まとめ各ライブ配信アプリの収益形態の紹介をしてきました。ギフティングや配信の盛り上がり度、時給制度やランキングなどによって換金可能なアプリ内ポイントを集めることで換金することが可能ですが、リスナーが課金することが前提となっています。アプリ自体への課金の総数が少なければその分ライバーへと分配される報酬ももちろん少なくなる可能性はあります。ライバーとして収益を得たいと考えている場合はユーザー数の多さや配信スタイル、収益化の条件が自身に合っているか確認することをおすすめします。もちろんユーザー数の多さは競合するライバーの多さにも比例しますが自分だけの個性を掴むことで報酬は得やすくなるのではないでしょうか。ぜひ本記事を参考にして、ライブ配信アプリを楽しく活用してみてください。

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