トップライバーに聞いた!ライブ配信アプリでの稼ぎ方4選
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ライブ配信アプリは、スマホ1つで誰でも自由にライブ配信を行えるサービスですが、現在では約20種類以上もの類似サービスが増えつつあります。
ライブ配信アプリは顔出しがメインであったり音声のみのラジオ配信、ゲーム実況、自身をアバター化し仮想空間にて行うバーチャル配信など、アプリの特性によって異なります。
コロナ禍による自宅待機が増えリアルライブが減少したことによってライブ配信が近年になって注目を浴びました。芸能人が自宅待機を呼びかけるために行ったライブ配信を皮切りに一般的に広まりライブ配信市場もコロナ禍前よりも上昇の傾向にあります。
一般的に広まったことにより知名度の向上はもちろんのこと収益目的としてライバー(配信者)として参加するライバーは多く存在します。
そこで今回はライブ配信での稼ぎ方について重点を置き解説をしていきます。
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ライブ配信アプリにおける稼ぎ方
ライブ配信における稼ぎ方は、基本的に換金可能なライブ内ポイントを貯めることによって収益として得ることができます。
ライブ内ポイントの貯め方はアプリで異なりますが、リスナー(配信者)がアプリに課金し購入したアプリ内通貨にてライバーへと贈るいわゆる投げ銭によってライバーの報酬へとつながります。しかし、投げ銭は課金した金額分がライバーへと還元されるのではなく運営によって独自の算出方法でライバーへと付与されます。
投げ銭以外にもライブ配信アプリでは以下の方法で収益を得ることができます。
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・アプリ内イベントやキャンペーンの特典
・配信の盛り上がり
・時給制度
・事務所所属
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アプリ内で定期的に開催されるイベントに上位ランクインすることでアプリ内ポイントを獲得することができます。代表的なライブ配信アプリとしては「ふわっち」が挙げられます。ふわっちでは、5つのランキングが存在し上位に入ることで最大で1,000,000ポイントの獲得が可能です。ふわっちはライブ配信アプリの中でも稼ぎやすいことで有名ですが、これはポイントの獲得のしやすさにあります。
次に、配信の盛り上がりですが、これは成果報酬型といわれ投げ銭やコメント数、リスナー数などの配信の盛り上がりに応じたポイントが運営から付与されます。
時給制度では多くがアプリ内ランクによって1時間あたりの配信時間でポイントが付与されます。これは、ランク上げのモチベーションとなり質の良いライブ配信へと繋がるための制度でもあります。時給制度を取り入れているライブ配信アプリは「Pococha(ポコチャ)」「BIGO LIVE(ビゴライブ)」「DokiDoki Live(ドキドキライブ)」などが挙げられます。時給を受け取るためには上記で挙げたランクにもよりますが、他にも公認ライバーであることを条件にしている場合や運営の審査に通過することを条件にしていることがあるので獲得条件がサービスによって異なります。
最後に、事務所所属ですが、サポート対象に使用しているライブ配信アプリがある場合、公認ライバーとして活躍することはもちろんのこと公認ライバーのみが使用できる機能の解放などの特典が得られる可能性があります。さらに公認(所属)ライバーは一般ライバーよりも還元率が多いといわれ稼ぎやすさも変わってきます。
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トップライバーによる稼ぎ方
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ライバーの中でも多く稼いでいるライバーやランキングに常に上位ランクインしているライバーはトップライバーと呼ばれます。コロナ禍以降はトップライバーとして上位入りするライバーの多くは有名人や芸能人、他の業種で活躍していたユーザーが多く現在は一般人による参入でトップライバー入りすることが難しいといわれています。
しかし、配信スタイルや配信テーマを確立することでトップライバーとしてランクインすることができるとされています。以下では実際にトップライバーとして活躍しているライバーの稼ぎ方を紹介していきます。
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Pococha(ポコチャ)トップライバー「けんちゃん」
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Pocochaのトップライバーである「けんちゃん」さんはコロナ禍により働いていた飲食店が休業になりライブ配信を始めました。ライブ配信を始める前は月収約10万円のアルバイト生活により生計を立てていましたが職業情報誌でライバーの募集をしていたのをきっかけに事務所所属のライバーとして2020年4月にデビューを果たしました。
2020年はコロナ禍の真っ只中であり有名人や芸能人の参入と同じころのデビューであるにも関わらずPocochaの配信ランクは順調に上がり続けました。しかし、熱狂的なファンによるストーカー行為により生活環境を変える必要があり、その最中でファンを失い配信ランクも落ち再度初めからランク上げを行うことにもなりました。そういった経緯があるにも関わらずPocochaの最上ランクへと昇り詰めることができました。
トップライバーとして上り詰めることができたのは、けんちゃんさんの持つ特技・資格にあるといえます。配信内容は動物占いやメンタル心理カウンセラーの資格を生かした悩み相談をメインにした配信を行い深夜枠では歌を披露しています。
この配信スタイルからリスナーの悩みに寄り添い共感を得られる上に深夜は盛り上がりに注目した配信を継続して行ったことでランクは上がるべくして上がったといえます。
ここから分かる稼ぎ方のポイントは「リスナーの共感を得ること」です。共感を得るライブ配信により初見リスナーは次回配信も視聴しファンへとステップアップします。ファンによる投げ銭もそうですが、継続して配信を行ったことはPocochaの時給制度による時給を得ることにも繋がります。
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月収40万円のママライバー「みこてぃーぬ」
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1児の母として育児や家事とライブ配信を両立しているママライバー「みこてぃーぬ」さんは2019年からライブ配信を始めました。2019年はコロナ禍により情勢が変わっている真っ只中でありコロナ前とコロナ以降のライブ配信業界の転換期にみこてぃーぬさんは身を置いていました。コロナ禍以降は有名人や芸能人の参入により、この時期のライブ配信アプリのランキングは上位20名の総入れ替えが多発していたと語ります。まさにライバー戦国期として順位争いが白熱していた時期でもあります。
みこてぃーぬさんは17LIVE(ワンセブンライブ・イチナナ)とPocochaの両方のライブ配信アプリを併用しておりライブ配信業界の転換期を身を持って味わっています。その中でも、みこてぃーぬさんは「ファン作りと戦略さえ考えれば、一般人でも稼げる余地はある」と語っています。
みこてぃーぬさんが最も注視しているポイントは「ファン作り」です。家事や育児の空いた時間をすべてライブ配信に費やしアプリ内で開催されているイベントに継続して参加することで最高月収90万を稼いでいます。
また、ファンとして経済的に安定している層をターゲットにした配信スタイルによって、競合ライバーとの違いを付けることを意識しているそうです。ここまでで重要なポイントが以下の通りです。
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・ファン作り
・イベントに継続して参加
・自分だけの配信スタイルを作る
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イベントでは、ファンによる投げ銭によって上位ランクインを狙うことができます。イベント以外のライブ配信でファンを取り込みイベント時に協力しあう信頼関係をファンと生むことで上位ランクインも十分狙えることでしょう。
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まとめ
ライブ配信アプリの稼ぎ方を紹介していきました。ライブ配信アプリはサービスによって稼ぎ方は異なります。どのライブ配信アプリが自身に合うのか、配信スタイルやテーマも重要ですがトップライバーはあくまでもリスナーとの交流を重要視していることが分かります。
以下が上記で紹介したトップライバーから分かる配信アプリでの稼ぎ方4選です。
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・自分だけの配信スタイルを作る
・リスナーの共感を得る
・ファン作り
・イベントに継続して参加
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ライブ配信はリスナーがいてこそ成り立っています。リスナーの共感を得てファンへとステップアップしイベントではファンと協力して上位ランクインを目指すことは稼ぐ一歩といえます。
これからライブ配信へ参入するライバーへ是非参考にしてみてください。
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